2025年問題

定年起業vs再雇用、どちらが賢い選択か

60歳、人生の分岐点。

「定年後、起業するか?それとも再雇用で働き続けるか?」

この選択に、悩む人が多いです。

僕は65歳。株式会社長谷工コミュニティーでマンション管理人として再雇用で働きながら、空いた時間で「遊びで起業」に挑戦しています。

つまり、僕は「両方」選びました。

再雇用で安定収入を確保しながら、ブログ×AIで副業収益も得る。

これが、僕の「ハイブリッド戦略」です。

今回は、「定年起業vs再雇用、どちらが賢い選択か?」を、実体験を交えながら本気で考えてみました。


定年起業のメリット・デメリット

まずは、定年起業について見ていきましょう。

メリット1: 自由に働ける

定年起業の最大のメリットは、自由です。

  • 働く時間を自分で決められる
  • やりたいことを仕事にできる
  • 誰にも指図されない

会社員時代は、上司の指示、会議、ルール。

これらから解放されて、自分のペースで働けるのは、大きな魅力です。

メリット2: やりがいがある

自分で事業を立ち上げ、育てていく。

これは、会社員では味わえない達成感があります。

「自分の力で稼いだ」という実感は、何物にも代えがたい喜びです。

メリット3: 収入の上限がない

再雇用だと、給料には上限があります。

でも、起業なら、頑張り次第で収入を増やせます。

成功すれば、会社員時代以上の収入も夢じゃありません。

デメリット1: リスクが大きい

ただし、起業にはリスクがあります。

  • 初期投資が必要(開業資金、設備など)
  • 収入が不安定(最初は赤字の可能性も)
  • 失敗したら借金を抱えることも

「やってみたけど、うまくいかなかった」

そうなったとき、生活が破綻するリスクがあります。

デメリット2: 孤独との闘い

起業すると、すべて自分で決断しなければなりません。

相談できる上司もいない。

同僚もいない。

孤独感に苛まれることもあります。

デメリット3: 社会保険の負担が大きい

会社員なら、社会保険料は会社が半分負担してくれます。

でも、起業すると、すべて自分で払わなければなりません。

国民健康保険、国民年金。

これらの負担が、意外と大きいんです。


再雇用のメリット・デメリット

次に、再雇用について見ていきましょう。

メリット1: 安定した収入

再雇用の最大のメリットは、安定です。

毎月、決まった給料が入る。

これは、精神的に大きな安心感があります。

特に、年金だけでは生活が厳しい時代。

再雇用で収入を確保できるのは、大きなメリットです。

メリット2: 社会保険が継続される

再雇用なら、厚生年金、健康保険が継続されます。

会社が保険料の半分を負担してくれるので、自己負担が少なくて済みます。

これは、経済的に大きなメリットです。

メリット3: 人間関係が続く

長年働いた会社で、そのまま働き続ける。

同僚、後輩、取引先との関係が続きます。

「居場所がある」という安心感は、精神的に大きいです。

デメリット1: 給料が大幅に減る

ただし、再雇用には大きなデメリットもあります。

それは、給料が減ること

多くの場合、現役時代の50〜70%程度に下がります。

「こんなに減るのか…」

そのギャップに、ショックを受ける人も多いです。

デメリット2: やりがいが減る

再雇用になると、役職を外され、責任ある仕事から外されることが多いです。

「雑用ばかりやらされる」 「若手の指示を受けるのが辛い」

こうした不満を抱える人も少なくありません。

デメリット3: 立場の変化に耐えられるか

昨日まで部長だった人が、今日から平社員。

この立場の変化に、プライドが傷つく人もいます。

「こんなはずじゃなかった…」

そう感じて、再雇用を辞める人もいます。


第3の選択肢:ハイブリッド戦略

ここまで、定年起業と再雇用のメリット・デメリットを見てきました。

でも、実は第3の選択肢があります。

それが、ハイブリッド戦略

つまり、「再雇用で安定収入を確保しながら、副業で起業に挑戦する」という方法です。

再雇用で安定収入+副業で挑戦

ハイブリッド戦略のメリットは、リスクを抑えながらチャレンジできること

  • 再雇用で最低限の生活費を確保
  • 副業で新しいことに挑戦
  • 失敗しても生活は破綻しない

これが、僕が選んだ道です。

ワッシィさんの実践例:管理人×ブログ×AI

僕は、マンション管理人として再雇用で働いています。

給料は、生活できる最低限のレベル。

でも、安定しています。

そして、空いた時間でブログを書き、AIを活用して効率化し、月3万円ほどの副業収益を得ています。

再雇用の給料+ブログの収益=生活に余裕が生まれる

これが、僕の「ハイブリッド戦略」です。

リスクを抑えながらチャレンジできる

ハイブリッド戦略の素晴らしいところは、失敗を恐れなくていいこと

副業がうまくいかなくても、再雇用の給料がある。

だから、安心してチャレンジできる。

逆に、副業が軌道に乗れば、将来的には再雇用を辞めて、完全に独立することもできます。

選択肢を残しながら、挑戦できる。

これが、ハイブリッド戦略の最大の魅力です。

「遊びで起業」という考え方

僕が目指しているのは、「本気の起業」じゃなく「遊びで起業」。

ガツガツ稼ぐんじゃなく、楽しみながら、自分のペースで。

失敗しても、「まあ、遊びだから」と割り切れる。

この気楽さが、長く続けるコツだと思っています。


あなたはどちらを選ぶべきか?判断基準

「じゃあ、自分はどっちを選べばいいの?」

そう思いますよね。

判断基準を4つ紹介します。

判断基準1: 経済的余裕はあるか?

まず、経済的な余裕を確認しましょう。

  • 貯金はどれくらいあるか?
  • 住宅ローンは残っているか?
  • 生活費はいくら必要か?

経済的余裕があるなら、定年起業にチャレンジしやすいです。

でも、余裕がないなら、再雇用で安定収入を確保するのが賢明です。

判断基準2: 家族の状況はどうか?

次に、家族の状況を考えましょう。

  • 配偶者は働いているか?
  • 子どもの教育費は?
  • 親の介護は?

家族を養う責任がある場合、リスクの大きい起業は慎重になるべきです。

逆に、子どもが独立し、配偶者も収入があるなら、挑戦しやすいです。

判断基準3: やりたいことは明確か?

やりたいことが明確かどうかも重要です。

「絶対にこれをやりたい!」という情熱があるなら、起業に挑戦する価値があります。

でも、「なんとなく起業してみたい」程度なら、再雇用で様子を見るのが無難です。

判断基準4: リスクに耐えられるか?

最後に、リスク許容度を考えましょう。

「失敗しても、やり直せばいい」と思えるなら、起業向き。

でも、「失敗したら人生終わり」と感じるなら、再雇用が安心です。

チェックリスト

以下の質問に答えてみてください。

  • □ 貯金が1年分の生活費以上ある
  • □ 住宅ローンは完済している
  • □ 家族の理解と協力が得られる
  • □ やりたいことが明確にある
  • □ 失敗しても立ち直れる自信がある

3つ以上チェックがついた人: 定年起業に挑戦してもOK
2つ以下の人: 再雇用またはハイブリッド戦略が安全


まとめ:どちらを選んでも、行動することが大事

定年起業と再雇用、どちらが正解か?

答えは、人それぞれです。

経済状況、家族構成、価値観。

すべてが違うのだから、正解も違います。

正解は一つじゃない

大事なのは、「どちらが正解か」じゃなく、**「自分にとってベストな選択は何か」**を考えること。

  • 安定を求めるなら、再雇用
  • 挑戦したいなら、定年起業
  • 両方欲しいなら、ハイブリッド戦略

どれを選んでも、間違いじゃありません。

自分の人生、自分で決める

誰かに決めてもらうんじゃなく、自分で決める。

それが、大人の責任です。

周りがどう言おうと、最後に決めるのは自分。

そして、その決断に責任を持つ。

それが、60歳からの生き方だと思います。

背中を押すメッセージ

僕は65歳で、再雇用+副業のハイブリッド戦略を選びました。

安定を捨てず、挑戦も諦めない。

この道が、僕には合っています。

あなたにも、あなたに合った道があります。

迷ったら、動いてみる。

動けば、見えてくるものがあります。

定年起業でも、再雇用でも、ハイブリッドでも。

どれを選んでも、行動しなければ何も始まりません。

さあ、今日から一歩を踏み出しましょう。

あなたの60歳からの人生、もっと面白くなるはずです。

  • この記事を書いた人

ワッシィ

生きてるうちにおもろいことしときましょ!

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