「健康が一番の資産だよ」
そんな言葉、よく聞きますよね。
でも、若いころは実感がない。
「まだ大丈夫」「そのうち気をつけよう」
そう思って、健康を後回しにしてしまう。
でも、50代になると、体が変わってきます。
階段を上がるだけで息が切れる。
腰が痛い。
健康診断で引っかかる項目が増える。
そこで初めて、「健康が一番の資産」の意味がわかるんです。
僕は65歳。株式会社長谷工コミュニティーでマンション管理人をしながら、毎日の健康習慣を大切にしています。
階段を使う、大股で速く歩く、クロスバイクに乗る。
特別なことじゃありません。
でも、この「小さな習慣」が、僕の健康を支えています。
今回は、「50代が今すぐ始めるべき健康投資」について、本気で語ります。
なぜ50代から健康投資が必要なのか
健康寿命と平均寿命のギャップ

厚生労働省のデータによれば、日本人の平均寿命は、
- 男性: 約81歳
- 女性: 約87歳
でも、「健康寿命」(自立して生活できる期間)は、
- 男性: 約72歳
- 女性: 約75歳
つまり、平均寿命と健康寿命の間には、約9〜12年のギャップがあるんです。
この期間、多くの人が介護や医療に依存して生活します。
「長生きできればいい」じゃなく、「健康に長生きする」ことが大事。
そのためには、50代からの健康投資が必須です。
医療費の個人負担増
2025年以降、医療費の自己負担が増えていきます。
現在、70歳以上の医療費自己負担は1〜3割ですが、今後さらに引き上げられる可能性があります。
病気になってから治療するより、病気にならないように予防する方が、経済的にも圧倒的に有利です。
健康投資は、将来の医療費を削減する「保険」なんです。
働き続けるには健康が必須
2025年問題で、労働力不足が深刻化します。
50代・60代が働き続けることが求められる時代。
でも、働き続けるには、健康が必須です。
体が動かなければ、働けません。
健康を失えば、収入も失います。
だからこそ、50代のうちに健康習慣を作っておくことが重要なんです。
今すぐ始めるべき4つの健康投資
では、具体的にどんな健康投資をすべきか?
4つ紹介します。
① 運動投資:階段、歩行、自転車

健康投資の基本は、運動です。
「運動しなきゃ」と思っても、ジムに通ったり、ランニングを始めるのはハードルが高い。
でも、日常の中で体を動かすことなら、誰にでもできます。
階段を使う
エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使う。
これだけで、足腰が鍛えられます。
最初はキツイですが、慣れれば何ともありません。
僕も管理人の仕事で、毎日階段を使っています。
大股で速く歩く
ダラダラ歩くんじゃなく、大股で速く歩く。
これだけで、運動効果が格段に上がります。
通勤、買い物、散歩。
すべてを「運動の機会」と考えれば、特別な時間を作らなくても体を鍛えられます。
自転車に乗る
僕は今、クロスバイクに乗っています。
電動アシスト自転車も検討中ですが、続けられる限りクロスバイクで頑張るつもり。
自転車は、膝への負担が少なく、有酸素運動として最適です。
マンションの子どもたちに「管理人さん、カッコいい!」と言われるのも、ちょっと嬉しい(笑)。
② 食事投資:バランス、減塩、腸活

運動と同じくらい大事なのが、食事です。
バランスの取れた食事
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル。
すべてをバランスよく摂ることが大事。
特に50代以降は、タンパク質が不足しがち。
肉、魚、卵、大豆製品をしっかり食べましょう。
減塩を心がける
日本人は塩分を取りすぎる傾向があります。
高血圧、脳卒中、心臓病のリスクが上がります。
- 醤油をかけすぎない
- 加工食品を控える
- 出汁を効かせて薄味に慣れる
こうした工夫で、減塩できます。
腸活で免疫力アップ
腸内環境を整えることは、免疫力アップにつながります。
- ヨーグルト、納豆、キムチなどの発酵食品
- 野菜、果物、海藻などの食物繊維
これらを意識的に摂ることで、腸内環境が改善されます。
③ 睡眠投資:質の向上、規則正しい生活
意外と軽視されがちなのが、睡眠です。
でも、睡眠は健康の基本。
睡眠不足は、肥満、糖尿病、認知症のリスクを高めます。
睡眠の質を上げる
- 寝る前のスマホを控える
- 寝室を暗く静かにする
- 寝る2時間前には食事を済ませる
- 昼寝は30分以内に抑える
こうした工夫で、睡眠の質が上がります。
規則正しい生活リズム
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。
これだけで、体内時計が整い、睡眠の質が向上します。
僕も管理人の仕事で、規則正しい生活をしています。
朝早く起きて、夜は早めに寝る。
この生活リズムが、健康を支えています。
④ メンタル投資:ストレス管理、社会参加
体の健康だけじゃなく、心の健康も大事です。
ストレス管理
ストレスは、万病の元。
- 深呼吸、瞑想、ヨガ
- 趣味を楽しむ
- 好きな音楽を聴く
- 自然の中を散歩する
自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
社会参加で孤立を防ぐ
50代・60代で一番怖いのが、孤立です。
仕事を辞めて、家にこもってしまうと、認知症のリスクが上がります。
- 地域のボランティアに参加する
- 趣味のサークルに入る
- ブログやSNSで発信する
社会とつながり続けることが、心の健康を保ちます。
僕も管理人の仕事で、毎日住民の方と会話しています。
ブログで発信することも、社会とのつながりです。
実践例:65歳管理人の健康習慣
ここで、僕自身の健康習慣を少しシェアします。
階段を使う、大股速歩、クロスバイク
僕が実践している運動習慣は、特別なものじゃありません。
階段を使う
マンション内では、できるだけエレベーターを使わず、階段を使います。
最初はキツかったですが、今では何ともありません。
大股で速く歩く
マンション周辺を歩くとき、意識的に大股で速く歩きます。
「歩く」じゃなく、「運動する」という意識。
これだけで、運動効果が全然違います。
クロスバイクに乗る
僕は今、クロスバイクに乗っています。
電動アシスト自転車も検討中ですが、続けられる限りクロスバイクで頑張ります。
マンションの子どもたちに「管理人さん、カッコいい!」と言われると、ちょっと気分がいい(笑)。
できるだけ歩く意識
管理人の仕事で外に出るとき、できるだけ遠回りして歩くようにしています。
ちょっとした用事でも、「歩くチャンス」と考える。
それだけで、1日の歩数が全然違います。
子どもに「カッコいい」と言われる喜び

65歳でクロスバイクに乗っていると、マンションの子どもたちに「カッコいい!」と言われることがあります。
正直、少し嬉しい(笑)。
健康習慣は、自分のためだけじゃなく、周りにもいい影響を与えるんです。
健康投資は経済投資である
健康投資は、お金がかかると思われがちです。
でも、実は健康投資こそ、最高の経済投資なんです。
医療費削減効果

病気にならなければ、医療費がかかりません。
例えば、糖尿病になると、年間数十万円の医療費がかかります。
でも、食事と運動で予防できれば、その費用はゼロ。
健康投資は、将来の医療費を削減する「保険」です。
長く働けることの経済的メリット
健康であれば、70歳、80歳まで働き続けられます。
- 再雇用で安定収入
- 副業で追加収入
- 年金受給を遅らせて増額
健康があれば、経済的な選択肢が広がります。
介護リスクの軽減
健康寿命を延ばせば、介護が必要になる期間が短くなります。
介護費用は、月数万円〜数十万円。
これが何年も続けば、大きな負担です。
健康投資で介護リスクを減らせば、老後資金の心配も減ります。
まとめ:今日から始める小さな健康習慣
50代からの健康投資は、人生を変えます。
でも、完璧を目指す必要はありません。
完璧を目指さない
「毎日ジムに通う」 「完璧な食事管理」
そんな高い目標を立てても、続きません。
大事なのは、続けられることから始めること。
続けられることから始める
- 今日は階段を使ってみる
- 今日は大股で歩いてみる
- 今日は野菜を一品多く食べてみる
こうした小さな習慣の積み重ねが、健康を作ります。
背中を押すメッセージ

僕は65歳ですが、毎日元気に働いています。
なぜなら、小さな健康習慣を続けてきたから。
階段を使う、大股で歩く、クロスバイクに乗る。
特別なことじゃありません。
でも、この「小さな習慣」が、僕の健康を支えています。
あなたも、今日から始めてみてください。
健康は、一番の資産です。
そして、健康投資は、一番のリターンを生む投資です。
さあ、今日から一歩を踏み出しましょう。
階段を使う、大股で歩く、バランスの良い食事を心がける。
小さな一歩が、あなたの未来を変えます。
50代からでも、遅くありません。
むしろ、今がベストタイミングです。
健康な体で、2025年問題を乗り越えましょう。