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【大混乱】原付きバイク(50cc)がなくなる!? 「125ccに乗れる」の噂は本当? 免許と30km制限の全疑問を徹底解説

(カテゴリー:原付き) (キーワード:原付きバイク 生産終了 なぜ, 新基準原付 とは, 原付免許 125cc乗れる 嘘, 新基準原付 30km制限

こんにちは。「原付きバイク」がトレンド入りしていて、何事かと思った人も多いのではないでしょうか。

僕もその一人です。あなたと同じように、こんな不安が一気に押し寄せてきました。

  • 「え、排ガス規制で50ccの原付が生産中止? マジ?」  
  • 「ちょい乗りの“アシ”として最強なのに、なくなるのは寂しい…」
  • 「今乗ってる原付が壊れたら、次はもう新車で買えないの?」
  • 「っていうか、原付に代わる“手軽な乗り物”って何になるわけ?」
  • 「なんか**『原付免許で125ccに乗れるようになる』**って噂を聞いたぞ?」  
  • 「え、それなら小型免許いらないの? 125ccならあの忌々しい30km/h制限も解除されるんじゃ…?」  

僕は普通免許を持っているので原付には乗れますが、小型二輪免許はありません。だから、もし原付免許のままで(制限解除された)125ccに乗れるなら、そりゃもう大歓迎です。

…この「原付きバイク」というカテゴリ全体が揺らいでいる今、僕と同じような不安や疑問を抱えている人は本当に多いはず。

そこで、このブログでは新カテゴリ「原付き」を立ち上げ、この数十年に一度の「原付パニック」の真相を徹底的にリサーチし、あなたの疑問を一つずつ解決していきます。

この記事は、その**「総まとめ」となるカテゴリートップ記事**です。まずは今、何が起きているのか、全体像を把握しましょう。

結論:なぜ50cc原付は「生産終了」になるのか?

まず、一番大きなニュースから。 はい、事実です。従来の50ccエンジンを搭載した原付バイクは、2025年11月以降、実質的に生産終了となります 。  

「なんで!?」と思いますよね。 理由は、2025年11月から全面適用される新しい「排出ガス規制」が、とんでもなく厳しくなったからです 。  

もちろん、技術的に50ccでその規制をクリアするのが「不可能」というわけではありません。 しかし、そのためには高級な触媒(レアメタル)を使ったり、複雑な制御システムを組み込む必要があり、車両価格がとんでもなく跳ね上がってしまうんです 。一説には「50万円にもなるかも」なんて話もあるくらいで、そうなると、もはや「手軽なアシ」としての原付の価値は失われてしまいます 。  

加えて、ぶっちゃけた話、50ccというのはほぼ日本国内だけの「ガラパゴス市場」です 。メーカーとしては、世界標準で売れまくっている「125cc」の開発にリソースを集中したいのが本音 。  

こうした理由から、国内メーカー各社は「もう50ccエンジンの新規開発・生産は採算が合わない」と判断し、2025年10月末をもって生産を終えることを決めたのです 。  

最大の混乱!「原付免許で125ccに乗れる」の真相

50ccがなくなる…。 ここで、あの「125ccに乗れるらしい」という噂の出番です。

この噂、**「半分は本当」で、「半分は危険なデマ」**です。 僕も小型二輪免許を持っていないので、ここが一番重要でした。

Q1. 原付免許(や普通免許)で125ccに乗れるようになるの?

答え:いいえ、乗れません。

まず大前提として、あなたがイメージする「カッコよくてスピードも出る、ピンクナンバーの普通の125ccバイク(原付二種)」には、従来通り「小型二輪免許」が必要です 。  

もし「原付免許でOKになった!」と勘違いして普通の125ccに乗れば、即**「無免許運転」**で検挙されます 。これは絶対に覚えておいてください。  

じゃあ、噂の正体は? それは**「新基準原付」**と呼ばれる、まったく新しいカテゴリの乗り物です 。  

  • 「新基準原付」とは?
    • ベースの車体やエンジンは**125cc(や110cc)**を使っている。
    • …が、エンジン出力を**従来の50ccバイクと同等($4.0\text{kW}$以下)になるよう、電子制御でガッツリとパワーを抑えた(デチューンした)**車両のこと 。  

この「新基準原付」に限り、法律上「50ccと同じ原付一種」とみなされ、原付免許や普通免許で運転することが許可されたのです 。  

Q2. じゃあ、その「新基準原付」なら30km/h制限は解除されるの?

答え:いいえ、解除されません。

ここが、僕らにとって一番ガッカリするポイントです。

「新基準原付」は、車体は125ccベースで立派になっても、法律上の扱いは**「原付一種(50cc)」とまったく同じ**です 。  

つまり、以下の**「原付ルール」はすべてそのまま継続**されます。

  • 法定速度:時速30km/h制限  
  • 二段階右折:義務あり  
  • 二人乗り:禁止  
  • ナンバープレート:ピンクではなく、従来の「白」  
  • 税金:従来の50ccと同じ(年額2,000円)  

まとめると、こういうことです。 「125ccの安定した車体を手に入れられるけど、ルール(特に30km/h制限)は50ccのまま我慢してね」 …というのが、「新基準原付」の正体です 。  

正直、「車体性能が上がってるのに、なんで流れの速い幹線道路であの危険な30km/h走行を続けなきゃいけないんだ!」という不満が爆発しそうですが…それが今のルールです 。  

「じゃあ、次はどうすればいい?」僕らの選択肢

50ccがなくなり、「新基準原付」は30km/h制限のまま。 「ちょい乗り最強のアシ」を失いかけている僕らの、今後の選択肢は大きく4つに分かれます。

  1. 「新基準原付」に乗り換える ホンダはすでに、この新基準に対応したモデル(Dio110 Lite, スーパーカブ110 Liteなど)を正式に発表しています 。価格は従来の50ccより上がりますが 、「原付免許のまま、新車に乗りたい」という人向けの「公式な後継機」です。  
  2. (最後の)「新車50cc」を駆け込みで買う 2025年11月に生産が終わるだけで、販売店の新車在庫はまだ残っています 。今のうちに「最後の新車50cc」を買っておく、というのも現実的な選択です。  
  3. まったく別の「新しい乗り物」を検討する
    • 特定小型原付(電動キックボードなど):16歳以上なら免許不要、ヘルメット努力義務、時速20km/h制限 。手軽さは最強ですが、パワーや航続距離は原付に劣ります。  
    • 二刀流バイク(Glafit GFR3など):JMS 2025で注目された、「原付」と「電動アシスト自転車」を合法的に切り替えられるバイク 。超高機能ですが、価格も高額です。  
  4. これを機に「小型二輪免許」を取得する 僕のように「125ccはカッコいいしスピードも出せるから乗りたい」と本気で思うなら、いっそ免許を取ってしまうのが一番スッキリする選択かもしれません。免許さえ取れば、30km/h制限や二段階右折からも解放されます 。  

今乗ってる原付は? メーカーの対応は?

もちろん、今あなたが乗っている50cc原付が、規制開始と同時に乗れなくなるわけではありません 。 あくまで「新車が作られなくなる」だけなので、乗り続けることは可能です 。  

ただ、メーカーによって対応が真っ二つに割れているのが、もう一つの不安要素です。

  • ホンダ:超積極的。すでに新基準原付4モデルを発表(2025年11月・12月発売) 。  
  • ヤマハ:追随する計画はあるものの、「2026年目標」と大きく遅れています 。  
  • スズキまさかの「沈黙」。2025年10月現在、新基準原付への対応を一切発表していません 。  

スズキのユーザーは「もしかして、スズキは原付市場から撤退するんじゃ…」と、一番の不安を抱えている状況です。

まとめ:この「原付き」カテゴリで全疑問を解決します!

ご覧の通り、今は「50ccの終焉」と「新基準の誕生」が重なった、数十年に一度の大混乱期です。

「原付きバイク」と一口に言っても、あなたが

  • 「とにかく手軽なアシが欲しい」のか、
  • 「30km/h制限から解放されたい」のか、
  • 「スズキ(やヤマハ)のバイクに乗り続けたい」のか…

その目的によって、取るべき選択肢がまったく変わってきます。

このブログの新カテゴリ**「原付き」**では、この混乱した状況をあなたと一緒に乗り切るため、以下のテーマで記事を深掘りしていきます。

【原付きカテゴリ:今後の記事構成プラン】

  1. 【今回】「原付きバイク」大混乱の全体像まとめ(カテゴリートップ)
  2. 【深掘り】原付きに代わる乗り物は?(特定小型原付 vs 二刀流バイク vs 新基準原付)
  3. 【深掘り】いま乗っている原付が壊れたら?(50ccはいつまで乗れる? 部品は?)
  4. 【深掘り】次に買うならどれが正解?(新基準モデル徹底比較 vs 50cc在庫 vs 免許取得)
  5. 【深掘り】125ccに乗れるなら小型免許はいらないの?(新基準原付の「免許」のウソ・ホント)
  6. 【深掘り】新基準原付の30km/h制限は解除になる?(なぜ125ccベースなのに制限継続なのか)
  7. 【深掘り】メーカー別(ホンダ・ヤマハ・スズキ)の動向(スズキは撤退するのか?)

この順番で読み進めていけば、あなたの「原付きバイク」に関するすべての不安が解消され、「次に何をすべきか」が明確になるはずです。 ぜひ、これからの記事もチェックしてみてください!

  • この記事を書いた人

ワッシィ

生きてるうちにおもろいことしときましょ!

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