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【原付 壊れた】50cc生産終了で「今乗ってる原付」はどうなる? いつまで乗れる? 部品は?

こんにちは。 これまでの記事で、「50cc原付が2025年11月で実質生産終了になる」という衝撃の事実 と、その「代わり」となる候補たち を見てきました。  

でも、僕がいま一番不安に思っているのは、未来の話じゃありません。 「今まさに自分が乗っている、この愛着のある50cc原付がどうなるのか?」 これに尽きます。

  • 「もし明日、この原付が壊れたら…もう修理できないの?」
  • 「生産終了ってことは、修理用の部品供給(パーツ)もなくなるってこと?」
  • 「そもそも、2025年11月を過ぎたら、法律的に乗れなくなるんじゃ…?」
  • 「もしかして、価値がなくなる前に今すぐ売った方がいい?」

「ちょい乗りのアシ」として生活に欠かせないからこそ、この不安は深刻です。 今回は、僕と同じ「既存50ccオーナー」のあなたが抱える、これらの疑問を徹底的にリサーチしました。

結論:2025年11月以降も、乗り続けてOK!

まず、最大の不安から片付けましょう。

Q. 2025年11月の規制開始後、今持っている50cc原付は法律的に乗れなくなりますか?

A. いいえ、まったく問題なく乗り続けられます!  

安心してください。今回の規制は、あくまで「これから新しく製造・販売される新車」に対するものです 。  

あなたがすでにナンバー登録して所有しているバイクや、中古車として流通しているバイクの使用を禁じるものでは一切ありません 。  

ですから、2025年11月を過ぎても、2026年になっても、あなたの愛車が元気な限り、堂々と乗り続けて大丈夫です 。  

最大の問題:「もし壊れたら?」— 部品供給と新車在庫の現実

法律的に乗れることは分かりました。 でも、僕たちの不安の本質はこっちです。

「もし、事故ったり、エンジンが焼き付いたりして、壊れたらどうしよう?」

この「万が一」の時、僕たちに残された選択肢はシビアです。

1. 修理はできる?「部品供給」の不安

「生産終了=部品もなくなる」と考えるのは自然なことです。

これについては、メーカー(ホンダ・ヤマハ・スズキ)が「部品の供給をいつまで続けるか」を公式に発表しているわけではありません。

しかし、一般的な工業製品(特にバイクや車)の世界では、生産終了後も一定期間(例えば10年程度)は、法律や業界の自主基準に基づいて修理用部品を供給し続けることが通例です。

とはいえ、人気のない車種や古いモデルから部品が手に入りづらくなる可能性は否定できません。 「絶対に大丈夫」とは言い切れないからこそ、次の選択肢が重要になってきます。

2. 買い替えは?「新車の50cc」の在庫状況

「もう修理は不可能」と宣告された時、あるいは「修理代が高すぎて新車を買った方がマシ」となった時。

僕たちは「新車の50cc」を買えるのでしょうか?

答え:買えます。ただし、「今ならまだ間に合うかも」という瀬戸際です。

2025年10月末で主要メーカーの生産ラインは止まりますが、それは「メーカーから販売店への出荷が終わる」という意味です 。  

全国のバイク販売店には、すでに出荷された「新車在庫」がまだ残っています 。  

つまり、今(2025年11月現在)なら、急いで探せばお目当ての「新車50cc」をギリギリ手に入れられる可能性があります 。  

しかし、これは**完全な「早い者勝ち」**です。 日本全国で、僕らと同じように「壊れたらどうしよう」「今のうちに買っておこう」と考える人たちが、最後の在庫(駆け込み需要)に殺到している状況です。

「壊れたら、その時にまた新車の50ccを探せばいいや」と悠長に構えていると、その頃には日本中のバイク店から50ccの新車が完全に消え去っている……という未来が、すぐそこまで来ています。

だからこそ重要!「壊さない」ためのメンテナンス

「修理部品は先細りになるかも」「新車の在庫も消えつつある」…

この現実を前に、僕たち既存オーナーが今すぐやるべき最強の対策。 それは、**「今の愛車を、1日でも長く、壊さないように乗り続ける」**ことです。

特に、バイクは乗らない期間があると一気にコンディションが悪くなります。 もし、冬の間や梅雨時にしばらく乗らない期間があるなら、最低限これだけはやっておきましょう。

  1. ガソリンを満タンにする 意外かもしれませんが、タンクが空に近い状態で長期間放置すると、タンク内部が結露してサビが発生する原因になります 。サビがエンジンに回ると致命傷です。乗らない時こそガソリン満タンが基本です 。  
  2. バッテリーを外す(または端子を外す) 乗らなくても時計などで微弱な電力を消費し、バッテリーが上がってしまいます。端子を外すか、可能ならバッテリー本体を外して室内で保管しましょう 。  
  3. 洗車して、カバーをかける 汚れや雨風は、サビや樹脂パーツの劣化を早めます。キレイに洗車し、しっかり乾燥させた上で、バイクカバーをかけて保管するのが理想です 。  

まとめ:今すぐ慌てて売る必要ナシ! 大事に乗り続けよう

今回の結論です。

  • Q. いつまで乗れる?
    • A. 法律的には永久に乗れる 。慌てて手放す必要は一切ありません。  
  • Q. 壊れたらどうする?
    • A. 部品供給は当面続くはず。しかし、不安なら「新車の50cc在庫」を探す最後のチャンスが今です 。  
  • Q. 今すべきことは?
    • A. 大切にメンテナンスして、壊さないこと 。あなたの愛車は、もう二度と新しく作られない「貴重な50cc」なのですから。  

【次の記事(第4回)予告】 とはいえ、いつかはお別れの時が来ます。 今の50ccが寿命を迎え、新車在庫も尽きた時…僕たちは「新基準原付」か「他の乗り物」への買い替えを迫られます。

次回は、いよいよ**「次に買うならどれが正解?」**と題し、具体的な購入シミュレーション(新基準原付 vs 在庫50cc)を深掘りします。

  • この記事を書いた人

ワッシィ

生きてるうちにおもろいことしときましょ!

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