最近、ネットニュースやSNSを見ていると、特定の政党やインフルエンサー界隈で「除名」「離党」「裁判」といった騒がしいワードをよく目にします。
僕はどの政党がどうとか、誰が正しいかといった政治的な議論をしたいわけではありません。
ただ、見ていて純粋に「不思議で仕方ないこと」があります。
1. なぜ「同じ思想」なのに、選挙が終わるとバラバラになるのか?
政治団体というのは、本来「同じ考え方」「同じ理想」を持った人が集まっているはずです。
それなのに、いざ選挙という大きなイベントが終わると、「あの人は除名だ」「勝手に離党した」と、まるで昨日までの仲間が敵になったかのような泥沼劇が始まります。
一般の会社で言えば、同じ目標に向かって入社した同期やチームメンバーが、プロジェクトが終わった瞬間に「お前はクビだ!」「訴えてやる!」とやってるようなものです。
…普通に考えて、あり得ないですよね?
2. 実体験から見えた「志」と「目的」の致命的なズレ
実は、僕もかつてボランティア活動で仲間を募集した際に、同じような「不思議」を体験しました。
僕は「仕組みを覚えて自立し、それぞれの地域で活動を広げてほしい」という志で仲間を集めました。
しかし、集まった人たちの「目的」は全く違ったのです。
- 自分で動こうとせず、リーダーの元に居座ろうとする人。
- 裏方の仕事は全部押し付け、集まった人の前で自社の宣伝をすることだけを目的にする人。
- チームのメンバーを、こっそり別のグループへ勧誘する人。
口では「素晴らしい志ですね!」と賛同していても、その裏にある「そこに参加する目的(利害)」が一致していないと、組織はいつか必ず崩壊します。
「志」は綺麗事でも言えますが、「目的」はもっと泥臭く、個人的なものです。この「目的構成」のズレが、時間が経つにつれて修復不可能な「溝」になるのだと痛感しました。
3. 「組織」から「個」へ、そして「AI」へ
収益化を目指すチーム作りも考えましたが、結局、考えや目的の小さなズレが大きな摩擦を生むのであれば、僕は「小さくても個人でできること」を選ぼうと決意しました。
それが、このブログ発信です。
一人で発信を始めてから、飲み会や食事会に連れ出されることもなくなり、自分の時間を完全にコントロールできるようになりました。
確かに「一人」は心細いこともありますが、今の僕には「生成AI」という強力な友だちがいます。
AIは、今のところ絶対に裏切らないと言い切れます。
もちろん、AIを操るのは人間ですから、間違った方向に操る人間がいれば怖い側面もあります。
でも、少なくとも今の僕にとっては、感情的なもつれや利害対立のない、最高のパートナーです。
結論:組織の毒と、個の自由
結局、どんなに素晴らしい理念を掲げていても、運営するのは人間です。
人間が集まれば、そこには感情、プライド、パワーバランスといった「毒」が混じってしまう。
それなら、その毒を抜いて、自分の信じる道を「ゆるく」一人で歩むほうが、僕には合っているようです。
「四毒」を抜いて体が軽くなったように、組織の「しがらみ」という毒を抜くことで、心も軽くなった気がします。
どうしたもんですかね、この世の中の喧騒は。
僕は今日も、AIと対話を楽しみながら、誰にも邪魔されない自分のペースでブログを更新していこうと思います。