五輪が終わりました。
選手団・五輪役員も帰国されたようですね。それで選手団は皆さんエコノミークラスで帰ってきたという話を耳にしました。
「えっ、まさか?」と思いませんでしたか?私も最初は耳を疑いました。国の威信をかけて戦い、素晴らしい結果を残してくれた英雄たちが、狭いエコノミー席で小さくなって帰ってくるなんて。
しかし、これは紛れもない事実です。そして、もっと許せないのは、その同じ飛行機のビジネスクラスに誰が乗っていたかということです。
今回は、この「五輪帰国便座席問題」について、私の怒りと共に徹底検証します。
金メダルでもエコノミー── 信じられない現実
まずは、衝撃的な事実から確認していきましょう。
2026年2月23日、テレビ番組「DayDay.」に生出演したスノーボード男子ハーフパイプの金メダリスト、戸塚優斗選手の言葉が波紋を呼びました。
番組内で帰国便について問われた戸塚選手は、苦笑いしながらこう答えました。
「今回はエコノミーで帰らせていただいて……。都市伝説というか、噂では(メダリストはビジネスと)聞いていたんですけど……」
スタジオは騒然としました。金メダリストですよ?世界一になった男が、「噂では聞いていたんですけど」と残念そうに語る姿。見ていて胸が締め付けられました。
被害者は彼だけではありません。フィギュアスケートのペアで銀メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一ペアも、エコノミー席で帰国する様子がSNSで公開され、「ビジネスじゃないの!?」とファンから驚きの声が上がりました。
さらに、スノーボード・ビッグエアの長谷川帝勝選手もこう漏らしています。
「ビジネスっていう夢のような空間で帰ってこれるかなって思ったんですけど、なかなか人生うまくもいかない」
ミラノ・コルティナ2026で、日本選手団は史上最多となる24個のメダル(金5・銀7・銅12)を獲得しました。これだけの結果を出した選手たちが、疲れた体をエコノミー席に押し込んで帰国する。これが「スポーツ大国」を目指す日本の現実なのです。
選手 vs 役員、この格差は何だ
選手たちがエコノミー席で「すし詰めフライト」を強いられている一方で、信じられない光景が繰り広げられていました。
同じ便のビジネスクラスには、JOC(日本オリンピック委員会)の役員たちが優雅に座っていたのです。
調べてみると、ビジネスクラスとエコノミークラスの差額は、時期や予約状況にもよりますが、1人あたり約40万円にもなります。
もし、役員たちが「選手ファースト」の精神を持ち、全員がエコノミーを利用していれば、単純計算でも1000万円以上の経費が浮いたことになります。そのお金を選手たちの強化費や、それこそ帰国便のアップグレードに使えなかったのでしょうか?
私は、このニュースを聞いて、怒りで震えました。
役員はお世話係ではないのですか?お世話係がビジネスクラスで、日の丸を揚げた英雄がエコノミーの狭い席で爆睡している。これが日本のアスリートへの『感謝』の形なのでしょうか。いい加減にしろ!と言いたいです。
役員の方々は、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートするのが仕事ではないのですか?主役は誰ですか?どう考えても選手でしょう。
「役員は高齢だから体の負担が……」などという言い訳は通用しません。体を張って戦った選手たちの疲労と、役員の疲労。どちらを優先すべきかは、子供でも分かります。
国会議員は新幹線グリーン車なのに、選手がエコノミーとは
少し視点を変えてみましょう。
五輪選手といえば、国の代表ではないのでしょうか?胸に日の丸を背負い、世界と戦う。その重圧と責任は計り知れません。
では、同じく「国の代表」である国会議員の先生方はどうでしょうか。
- 国会議員の先生が、海外で行われる国際会議に参加する際はエコノミーで行くのでしょうか?
- 新幹線に乗るときは自由席ですか?いいえ、当たり前のようにグリーン車でしょう。
国会議員と五輪選手、何が違うのですか?
私は、どちらも国のために働いているという点では同じだと思います。いや、むしろ世界中に感動を与え、日本のイメージアップに貢献しているという点では、五輪選手の方が貢献度は高いかもしれません。
それなのに、なぜ世界の舞台で日の丸を揚げた人が一般席なんですか?
これは単なる「座席の広さ」の話ではありません。国を代表して戦ってくれた人々への「敬意」の問題です。国が選手を大切にしない姿勢が、この「座席格差」に如実に表れているのです。
これは『利権』の構造だ
さらに調べを進めると、この問題は今に始まったことではないことが分かりました。
- 2012年 ロンドン五輪
- 2016年 リオデジャネイロ五輪
- 2024年 パリ五輪
これら全ての大会で、「役員はビジネス、選手はエコノミー」という構図が繰り返されてきました。もはやこれは、JOCにおける「悪しき慣習」と言っても過言ではありません。
あるスポーツ紙記者は「昔からそうですよ」と冷めた口調で語っています。JOCの規定では、選手の移動は原則エコノミー。ビジネスクラスへのアップグレードは、各競技団体が追加費用を負担する場合に限られるそうです。
つまり、お金のある競技団体(サッカーや野球など)の選手はビジネスに乗れることもありますが、そうでない競技の選手は、金メダルを取ろうが何だろうがエコノミーなのです。
一方で、役員たちのビジネスクラス利用は「規定通り」。予算もしっかり確保されています。
スポーツの世界も利権ですか?
いつまでこんなことをやっているのでしょうか。選手のための組織であるはずが、いつの間にか「役員のための組織」になってしまっている。そんな腐敗した構造が見え隠れします。
昭和の価値観よ、さようなら
もう昭和ではないのです。
「偉い人は良い席に座るのが当たり前」「下っ端は我慢しろ」── そんな古臭い価値観は、今の時代には通用しません。
今回の衆議院選挙でも、古い政治家たちがだいぶ一掃されましたよね?国民はもう気づいているのです。肩書きだけであぐらをかいている高齢者たちに、国の舵取りは任せられないと。
同じことがスポーツ界にも言えます。役に立たない高齢役員は、定年にしたらどうですか?
元スノーボード代表の成田童夢氏も、今回の件について「単なる予算の問題ではなく、日本における『アスリートへの敬意』の現れだ」と強く問題提起しています。韓国メディアでさえ「現実は冷酷」と報道し、日本の選手待遇の悪さを指摘しています。
私自身も65歳です。でも現役でブログを書き、定年起業に向けて毎日挑戦し続けています。
年齢じゃない、役に立つかどうかです。
JOCの役員も、国会議員も、年齢ではなく『今この瞬間、選手のために何ができるか』で評価されるべきではないでしょうか。
年功序列で役職に就き、特権だけを享受する。そんな時代遅れのリーダーたちは、即刻退場願いたいものです。
高市首相への提言:スポーツ省を作れ
では、どうすればこの現状を変えられるのでしょうか。
私は、高市首相にお願いしたいです。今の文部科学省の外局である「スポーツ庁」ではなく、もっと強力な権限を持った「スポーツ省」や「五輪省」を作ってください!
そして、そこには40代・50代の若い大臣を置いてください。
現場を知らない、スポーツをしたこともないような高齢の政治家がトップに座るのではなく、現役世代の感覚を持ち、選手たちの痛みが分かるリーダーが必要です。
その新しい省庁で、選手がもっと優遇されるような予算配分やルール作りを徹底的に行ってほしいのです。
- メダリストの帰国便はビジネスクラス以上を確約する
- 役員の海外出張費を見直し、選手強化費に回す
- 引退後のセカンドキャリア支援を充実させる
これくらいのこと、国として当たり前にやってくれませんか?あまりにもお粗末じゃないですか?
未来の選手たちのために── 私たちにできること
このまま黙っていては、4年後の五輪でも同じことが繰り返されます。また「金メダリストがエコノミーで帰ってきた」というニュースを見て、私たちはため息をつくことになるでしょう。
そうならないために、私たち一人ひとりが声を上げる必要があります。
SNSでシェアして「おかしい!」と声を上げてください。JOCやスポーツ庁に意見を送ってください。そして選挙の時には、スポーツ振興やアスリート支援を真剣に考えている政治家を選んでください。
あなたの一声が、世論となり、やがて大きな山を動かします。
未来のアスリートたちが、胸を張ってビジネスクラスで帰ってこられるように。そして、彼らが「日本代表でよかった」と心から思えるように。
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ワッシィ(65歳・現役ブロガー・定年起業挑戦中)
1960年12月23日生まれ。60歳で早期定年をし、定年起業を目指してブログ執筆に挑戦中。「インターネット(AI)を使って、自分の仕事は自分でつくる」をモットーに、50歳のころからブログを始め、一時は月3万円の収益化に成功。面白くて、インターネットビジネスの入門に最適なブログの魅力を伝えるために発信を続けている。